新生児の沐浴。沐浴剤、ベビー石鹸、ガーゼだけ。メリットとデメリットは?

新米ママにとって慣れない新生児の沐浴は、とても緊張するものですよね。

沐浴が終わったころには、ママの方が疲れてクタクタだったり。

身体を洗うものも、どれを選べばいいのか迷ってしまうという声も多いです。

そこで、沐浴剤、ベビー石鹸、ガーゼ、それぞれのメ

リットとデメリットを見ていきたいと思います。

まずは、沐浴剤から見ていきましょう。

沐浴剤

洗浄効果と保湿効果があり、使い方はお湯に溶かすだけ。

大人の入浴剤とは違い、沐浴をスムーズにするためのものです。

メリット

滑りにくい

泡がなく、新米ママやパパでも安心して使えます。

沐浴が楽に

泡立ての必要がなく、洗い流さなくていいので、一人では難しい沐浴の手間を減らせます。

短時間で終わる

準備や後片付けが楽チン。

ママが睡眠不足のときなど、体への負担が少なくてすみますよ。

デメリット

洗浄力が弱い

しっかり汚れを落としたいときはベビー石鹸を。

肌トラブルの原因に

保湿のための油分が多いので、乳児湿疹が出ているときは使うのをやめましょう。

赤ちゃんの体質、肌質によっては、かぶれ、湿疹が出ることも。

沐浴剤は、沐浴を楽に短時間で終わらせたいときに選ぶとよさそうですね。

では、ベビー石鹸はどうでしょう?

ベビー石鹸

昔から使われているベビー石鹸も、今は3種類のタイプに分かれています。

固形と液体、泡タイプの3種類

固形:よく泡立てれば赤ちゃんの肌に優しい。液体に比べて長持ち。

液体:ポンプタイプなので片手で使えて便利。固形よりも泡立ちがよい。

泡タイプ:そのまま泡が出てくるので使いやすい。泡切れがいい。

メリット

洗浄力が強い

体の汚れをしっかり落とし、きれいに洗えます。

使用感はつるつるとした肌触り。

デメリット

時間がかかる

泡が落ちるまですすぎが必要になります。

肌トラブルの原因に

しわがあるところは、泡が残らないように洗ってくださいね。

首や手首、太ももの付け根などは丁寧に。

ベビー石鹸は、汚れをしっかり落としてあげたいときに使うとよさそうですね。

では、ガーゼだけの場合はどうなのでしょうか?

ガーゼだけ

赤ちゃんにとってはお湯につかるだけでもいい運動になります。

ガーゼで軽い汚れを取って気持ちよく。

メリット

さら湯で安心

洗浄成分などの刺激がないので、肌が荒れていてもしみることがありません。

泡が目や口に入る心配もありません。

デメリット

洗浄力がない

皮脂の汚れがひどいときは落ちにくいです。

がーぜだけだと、泡も刺激も油分もなく、シンプルだから沐浴が気軽にできそうですね。

いかがですか?

それぞれメリットとデメリットがあるので、上手に使い分けるといいかもしれませんね。

そこで、ちょっとした使い分け方をご紹介したいと思います。

赤ちゃんの肌トラブル別使い分け方

赤ちゃんの肌はとてもデリケートだから、石鹸で洗うのは1日1回で十分。

トラブルのひどいときは、ガーゼだと傷つきやすいので、手に泡をつけて洗ってあげるといいですよ。

乳児脂漏性湿疹:ベビーソープ

  1. 入浴前にベビーオイル、ワセリンで患部をふやかす。
  2. 刺激の少ないベビーソープを泡立ててやさしく洗う。

新生児ニキビ:ベビーソープ

  1. ベビーソープの泡でやさしく洗う。
  2. すすぎはお湯を含ませたガーゼでそっと拭く。

あせも:ベビーソープ、何度も汗を流すときはガーゼだけ。

汗を流してサッパリさせてあげましょう。

あせもをガーゼにこすらないように。

肌がカサカサ:沐浴剤、またはガーゼだけ。

赤ちゃんのお肌のうるおいを保つ為、

石鹸は使用しないのがコツ。

赤ちゃん自身の油分を落としてしまわないようにしてください。

ただし、アカがたまらないように首まわりなどは

ガーゼで優しく洗ってあげてください。

まだまだある!その他の使い分け

一人で沐浴するのが怖いとき

まずはガーゼだけを使って慣れることから始めましょう。

パパの帰りが遅い時など、お手伝いがなく

ひとりで沐浴させる時は、無理は禁物。

でも大丈夫、すぐに慣れますよ!

ママが疲れているとき

無理をせず沐浴剤を使って、短時間で終わらせましょう。

夏場の汗をかくとき

午前中は沐浴剤またはガーゼだけ、夜はベビー石鹸。

沐浴の回数が増えても、手間を省いて楽に!

部分洗い

皮脂の多い頭や顔はベビー石鹸、体は沐浴剤。

手間を減らしても、頭と顔の脂漏性湿疹や新生児ニキビを防げます。

ママの気持ちや体調、赤ちゃんの様子を見ながら、いろいろと試してみてくださいね。

まとめ

生まれたばかりの赤ちゃんは、何もかもが小さくてフニャフニャしていて、抱っこするのも大変ですよね。

新米ママにとって新生児期は、慣れない赤ちゃんのお世話で、疲れのたまる時期でもあります。

家族の協力があるかどうかも含め、ママの体調をみながら、沐浴に何を使うのかを選ぶのもいいと思います。

上手く使い分けながら、ママの無理のないように過ごしてくださいね!

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