市販のお菓子はいつから? スナック・チョコの解禁タイミングとその理由

市販のお菓子って、赤ちゃんにいつからあげていいのでしょうか?

3歳から?5歳から?いろいろな説がありますね・・・

兄弟のいる子だったりすると、離乳食の終わる

1歳くらいから食べさせているお宅もあるようです。

今回は、本当はあまり早く与えたくない、と言われているチョコやスナック菓子などの市販のお菓子の解禁タイミングと

その理由についてお話していきましょう。

3歳までが市販のお菓子解禁のポイント

市販のお菓子は、離乳食の終わる頃からあげてOKとか色々な説があります。

が、3歳というのが1つのターニングポイントだと思います。

3歳まではなるべく市販のお菓子を与えないように心がけて欲しいです。

昔から、「三つ子の魂百まで」という、ことわざもありますしね。

(3歳までの事が、将来に影響するという意味です。)

また、七五三という行事もあるくらいですから。

こういう事をみても「3歳が1つの節目になっている」というのが分かります。

では、なぜ3歳なのか?というのを1つ1つ理由をみていきましょう。

まず子供の消化機能の問題です。

赤ちゃんの未熟だった消化機能が整ってくるのが、3歳頃だといわれています。

この頃になると、消化機能が整ってくるので、多少の油分等も消化できる様になってきます。

あと乳歯の問題です。

子供の歯は、3歳頃にほどんどの乳歯が生え揃います。

しかし、生えはじめた乳歯はとても弱いです。

また、乳歯が虫歯だと、その後にも影響がでてくると言われています。

脂肪細胞の問題もあります。

脂肪細胞が作られるのが3歳まで、という説があります。

これは、3歳までにできた脂肪細胞の数は、一生変わらないので、大人になってもその脂肪細胞に苦労するという説です。(以前、テレビで放映されていた様子です)

つまり、3歳までにファストフードやスナック菓子などをたくさん食べて脂肪細胞を増やしてしまうと、生涯、肥満と隣り合わせの人生になってしまうかもしれないのです。

最後に味覚を変えてしまう恐れがある問題です。

3歳までに覚えた味覚が、後々の食事に影響します。

「どんなご馳走よりも、ジャンクフードが大好き!」という事態にならぬよう気をつけてあげたいですね。

市販のお菓子の危険な成分『食品添加物』

市販のお菓子で気を付けるべき成分は食品添加物です。

原材料には食品添加物が入っているのですが、その中には子供に危険な成分の場合があります。

子供が気を付けるべき添加物はソルビン酸、ソルビン酸カリウム、亜硝酸ナトリウム、硝酸カリウム、パラオキシ安息香酸、パラベン、赤色104号、赤色106号、赤色2号、コチニール、サッカリン、アステルパーム、ポリリン酸NA、メタリン酸NAです。

また、食品添加物には発がん性物質が多いです。

そもそも食品添加物をなぜいれるかというと物持ちを良くしてくれるからです。

その他に色や香りをつける事によって見栄えが良くなったり、美味しそうに感じたりします。

例えば、ハムなどの加工品が良い例ですが、添加物のないハムは茶色いです。

でも、添加物で着色されたハムはおいしそうなピンク色をしています。

「粗食のすすめ」本で有名な幕内秀夫氏は、子育て雑誌の特集の中でこんな内容の事をいっています。

「子供は本能で緑の野菜を避けているので、無理に食べさせなくてもよい。」

「子供が好きな、トウモロコシや芋など、黄色い野菜を食べさせれば良い。」

「ただし、その本能も砂糖と油に騙される。」

基本的には、子供の本能のまま食べさせても大丈夫です。

ですが、油と砂糖の入ったお菓子となると、本能が狂わされて食べ過ぎてしまう、ということなんですね。

スナック菓子は味も濃いですし、油を使っている物が多いですね。

しかも、既製品の油というのは、あまり良い物を使っていないんです。

そう考えるとなるべくスナック菓子は控えた方が良さそうですね。

沢山食べると、大人でも胸焼けしますね。

チョコ―レートは甘くて、虫歯になりやすいです。

また、チョコレートは、カフェインが入っていますので注意が必要です。

カフェインは中毒になりやすいので子供にあげるのは注意が必要です。

ゼリーは果汁100%の無添加ゼリーなら良いですが、無果汁で着色料やゲル化剤などが入っているゼリーは注意が必要です。

また、コンニャク系のゼリーは、喉を詰まらせる事故も多く報告されています。

また、コンニャク系でなくても、凍らせる事で喉に詰まる事がありますので注意が必要です。

子供が食べていい健康に配慮したお菓子

健康に配慮したお菓子
  • たまごボーロ
  • きなこ棒
  • 小魚アーモンド
  • ほし芋
  • ベジップス
  • ドライフルーツ
  • あたりめ
  • ヨーグルト
  • 干し柿
  • 干しぶどう
  • 食パン(スティック状にカット)

たまごボーロは、離乳食初期の赤ちゃんも食べられるおやつの定番。

原料がシンプルで無駄な添加物が入っていないのが嬉しいですよね。

最近では、9カ月~2歳頃に不足しがちな鉄分、カルシウムが配合されたものが増えています。

また、かぼちゃやほうれん草入りもあります。

きなこ棒は、きなこと水あめで作られている安心健康お菓子です。

きなこには大豆を炒って粉にしたもので、便秘や風邪の予防に効果が期待できます。

小魚アーモンドは、カルシウムと鉄分が豊富な小魚と、鉄分とビタミンEが豊富なアーモンドが一緒になったお菓子。

小魚とアーモンドを一緒に摂ることで吸収律もUPします。

初めて食べるときはアーモンドが入っているのでアレルギーに注意してください。

ほし芋は、昔のおやつのイメージが強いですが、実は栄養満点です。

ビタミンB1やビタミンC、鉄分、食物繊維など多くの栄養素が含まれています。

芋ようかんやスイートポテトも栄養が多くおすすめです。

ベジップスは、野菜を薄くスライスして植物油で揚げたお菓子です。

調味料などの添加物が不使用で、素材の味がしっかりしています。

野菜の栄養が摂れるのも嬉しいです。

ドライフルーツは無添加なものが多く、果物と同様の栄養を補給できるのでおすすめです。

また、果物なのに手軽に持ち運べるのも嬉しいですよね。

果物は糖分が多いので、原料に砂糖が使用されていないものだとさらに安心ですね。

あたりめは、イカを乾燥させた加工食品です。

あごの筋力が鍛えられることで顎関節症の予防にもなります。

ただし、塩分が多いので食べすぎには注意してください。

子供の市販のお菓子まとめ

市販のお菓子を買う時のポイント
  • 薄味であること
  • 油をあまり使っていないこと
  • 甘すぎないこと
  • 喉につまらないこと
  • 体によさそう(自然の物)であること
  • 手が汚れないこと
  • 持ち運びが楽であること
  • 小分けになっていること
  • お手頃価格であること
  • どこでも売っていること

子供に市販のお菓子をあげるのは3歳まで控えたいですね。

あとは、子供も自我が出てきたり、お友達との関係もあるのでケースバイケースで臨機応変にしていくのが良いのかもしれません。

そして余裕があれば、自然志向の干し芋やスルメなどの乾物を上手に利用していくのも良いです。

チョコやスナック菓子などは、なるべく後にしたほうが良いですね。

私の知人に猛烈な自然派ママさんがいて、家では市販のお菓子を全くあげてなかったそうです。

小学校に上がるまでは、子供も特に不平を言うことはなく、特に問題はなかったらしいんです。

ですが、子供が小学校に入ってからは、友人の家でむさぼる様にスナック菓子を食べるようになってしまったそうです。

自然派ママさんは、とてもショックを受けていました。

そう考えると、ほどほどが良いのかもしれません。

もちろん、できれば遅めにあげるようにするのが理想ですけどね。

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