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ツナ缶って、パカッと開けられて、すぐに食べられて超便利ですよね。
いろんな料理にも使えるし、おいしいです。
また、お魚という事で、とってもヘルシーです。
そして、お手頃価格で、家計にもやさしい優れものです。
今回は、そんな優等生の缶詰、ツナ缶についてお話ししていきましょう。
目次
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ツナ缶の魚の種類
ところで、ツナ缶って何の魚かご存知ですか?
「そんなの、マグロに決まっているでしょ!」と言われそうですが、、、
そうとも限りません。
実は、ツナ缶には
- キハダマグロ
- カツオ
- ビンチョウマグロ
の主に三種類が使われているのです。
これは、漁獲量に関係しているといわれています。
昔は、マグロのみでツナ缶は作られていました。
ですが、ツナ缶の人気が出てきたのと、
マグロの漁獲量が減ってきた事の両方の理由で、
漁獲量の安定しているカツオも使う様になってきたそうです。
明日スーパーに行ったら、じっくり缶の原材料を見てみると良いですね。
ちなみに、原材料がマグロのツナ缶の方が、若干値段が高いです。
ツナ缶の栄養
ツナ缶の栄養は、下記の様な栄養素が含まれています。
- タンパク質
- ビタミンB2
- 脂質
- エネルギー
- カルシウム
- リン
- 鉄
〜はごろもフーズホームページ参照〜
〜魚の特有の栄養素〜
その他に、魚特有の栄養素の頭を良くする事で有名な物質である
- EPA(エイコサペンタエン酸)
- DHA(ドコサヘキサエン酸)
が、缶詰にしても失われる事なくタップリ含まれているのです!
これは、ただの保存食にしておくのはもったいないですね。
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離乳食のツナ缶はいつから?
さて、ツナ缶が体に良い事はわかりました。
だけど、いつから離乳食に加えていったら良いのでしょうか?
お魚の中でも、原料のマグロ、カツオは赤身の魚に分類される事から、
離乳食中期以降から与える事が望ましいです。
アレルギーの心配は?
厚生労働省の出している、アレルギー表示義務のある一覧表には載っていませんが、
魚肉は、タンパク質なのでアレルギーは比較的出やすいです。
ですので、初めてツナ缶を与える時は、かかりつけ医のやっている時間帯にしましょう。
そして、1日1さじから与えてみて問題がなければ、日々の離乳食に加えても大丈夫です。
離乳食のアレルギーについて詳しくはこちらの記事をどうぞ
↓
離乳食のアレルギーの確認と進め方。こんな症状が出たら注意。検査はできる?
カツオとマグロ・オイルと水煮どっちがいい?
離乳食に向いているツナ缶は、カツオとマグロどっちが良いのでしょうか?
言われなければ、分からないくらいなのですが、
どちらかというとマグロの方が独特のクセがないかもしれません。
そして、オイルと水煮でしたら、絶対に水煮です。
大人でもあのツナ缶のオイルは、胃もたれの原因になるくらいですから、
胃の未発達の赤ちゃんには、水煮を選んでくださいね。
ただし、どうしてもオイルのツナ缶しかなかった時は、
缶詰をあけたらオイルを絞り、ツナをお湯で洗うとサッパリと食べる事ができます。
離乳食の調理のポイント
体に良くて、お手軽で、お手頃のツナ缶ですが、
離乳食として与える時にはちょっとしたコツがあります。
ツナ缶を開けて、スプーンで、「はい」っとあげても、
たぶん、「べーっ」と吐き出すと思います。
なぜならボソボソ、パサパサしているからです。
どうやら、缶のままだと食べにくいようです。
しかし、あのボソボソ、パサパサ感は、料理に入れる事で感じられなくなります。
例えば、お粥に少し加えるとか、片栗粉でトロミを出して入れるとかです。
それから、離乳食の後期なら、お好み焼きやたこ焼きにいれましょう。
あとチャーハンもいいですよ。
今日は、何にもない!!なんて時は、ツナ缶を入れてみましょう。
栄養がアップします。
そして、余ったら汁を切って冷凍しちゃいましょう。
冷凍保存袋に入れておけば、使いたい時に使えるので便利です。
まとめ
- ツナ缶は、マグロとカツオ両方あります。
- 離乳食に与えるなら、中期以降です。
- 離乳食にするなら、水煮がおすすめです。
- 缶詰にしても、栄養は損なわれないです。
- そのままだと、ボソボソしますが料理に入れればベストです。
- アレルギー一覧にのってませんが、タンパク質なので注意が必要です。
離乳食のツナ缶はいかがでしたでしょうか?
便利でお手軽なツナ缶を離乳食に使ってみてはいかが?