離乳食デビュー! 5ヶ月の赤ちゃんが食べてくれない時はどうすれば?

離乳食デビューの赤ちゃんが、食べてくれない・・・!!

ママさんならみんな経験あると思います。

うちの子も、5ヶ月の時の離乳食デビューがそうでした。

口に入れると、ペーッと吐き出しては、泣き出す始末。

何回やっても、ペーッと吐き出しては泣くので、とうとう私も腹が立って腹が立って・・・。

壁に向かってスプーン放り投げて、「なんで食べないの!」と怒鳴りつけて、息子と一緒に泣いた記憶があります。

子供成長して冷静になって考えてみると、離乳食の進み方って赤ちゃんによって全然違いますよね。

だから、ちょっとぐらい遅れていても気にしない方がいいです。

赤ちゃんが離乳食を食べてくれない理由や赤ちゃんの離乳食で不安になった時の対策についてまとめましたのでどうぞご覧下さい。

離乳食を食べてくれない理由

さて、「離乳食を食べてくれない」結構多い悩みだと思います。

なぜ、そんな悩みが出てくるのでしょう?

理由としては、世間一般に出回っている

育児本の情報を気にしすぎているからです。

育児本の情報はあくまで平均なので、

あなたのお子さんには完全には当てはまりません。

大人でも小食な人と大食な人がいる様に、赤ちゃんだって様々なんです。

離乳食を食べてくれない一番の理由は、

子供の消化器官は未熟だからです。

まだ、食事をする準備ができていないのです。

アメリカの小児科で有名なシアーズ博士によると、

離乳は遅い方が良いと著者の中で言っています。

そして、アメリカでは離乳は1歳ごろという話さえ出ているのです。

自然出産で有名な松ヶ丘助産院の宗祥子さんも、著者の中でこう言っています。

「母乳をあげているお母さんは、しっかりと母乳を与えてください。」

「ハイハイができる様になると、食べ物までよってきて手を伸ばします。」

「それまでは、無理に食べさせる必要はまったくありません。」

「赤ちゃんが十分に消化できる様になってから離乳食をはじめましょう。」

「欲しがっていないのに、毎日あげなくてはならいと考える必要もありません。」

世界一簡単な赤ちゃんごはん:宗祥子著

この本の下りを見た時、まさに目から鱗の瞬間でした。

なお、食べムラに関してはタイプを見極める事で離乳食を食べてくれるようになることがあります。

食べムラ関しては別ページで詳しく紹介していますのでそちらのページをご覧ください。

関連記事離乳食の食べムラがひどくて進まない!食べムラに有効な3つの対策とは?

赤ちゃんが離乳食を食べてくれなくて不安になった時の対策

母子手帳の成長曲線をつけてみる

母乳栄養児成長-厚生労働省
母乳栄養児成長-厚生労働省

成長曲線からはずれていなければ、あまり心配する必要はないと思います。

親としては、成長曲線の上をいきたいところですが、はずれていなければ気にする必要はありません。

成長曲線からはずれていたり心配な事がある様でしたら、専門家に相談してください。

専門家に相談する事で離乳食を食べてくれない原因も分かることがあります。

昼間にいっぱい遊ばせる

赤ちゃんが離乳食を食べてくれないのは運動量が足りていないことが原因かもしれません。

歩けるようになっていれば昼間に公園等に行き、とにかく沢山太陽の光を浴びて遊ばせると案外パクパク食べてくれます。

面倒だからと室内にこもっていると、なかなかお腹が減らず思う様に食べてくれません。

親や友達と一緒に食べる

これが、1番のポイントかもしれません。

離乳食だからといって、子供だけ特別に食べさせていませんか?

10ヶ月頃にになると取り分けもできるので、親と同じ物を一緒にあげた方が子供も楽しいはずです。

また、市販のベビーフードの味見をしてみるのも必要です。

中にはとても不味い物もあります。

大人が食べて不味い物は赤ちゃんも不味いので食べてくれません。

保健センターの講習会がくせ者

私は赤ちゃんが離乳食を食べてくれない時に保健センターに相談しに行ったことがあります。

ただ実は、この保健センターの講習会がくせ者なんです。

なーんていうと、保健センターの方にこの本の下りを見た時、まさに目から鱗の瞬間でした。怒られそうですが。汗

保健センターでは、とにかく「5ヶ月になったら離乳食をはじめましょう。」と言われます。

また、昔の助産婦さんだと「果汁から与えましょう。」と言われます。

でも、よく考えてみてください。

5ヶ月になったら、全ての赤ちゃんが、一斉に食べられるわけではないのです。

大人でも小食な人、たくさん食べる人もいるわけなので、本当にそれぞれなのです。

兄弟ですら、上の子は食べたけど、下の子は食べないとかありますよね。

また、女の子と男の子でも当然違います。

あくまでも、世間一般の目安ですので、すぐに食べてくれないからといって

焦って心配しなくても良いんだな〜と、今になって思います。

離乳食は無理をしないことが肝心

自然出産で有名な松ヶ丘助産院の宗祥子先生によると、著者の中で

「口からべーっと吐き出すなら、すぐにやめます。」

「嫌がる赤ちゃんに、無理に食べさせてはいけません。」

また、はじめる時期としては、

「赤ちゃんが欲しがったら、早くても6ヶ月から」

そして、この理由としては、

「ハイハイが始まってからでないと、食物を消化する能力が十分ではありません。」

と書いています。

要するに、赤ちゃんの胃はまだまだ未熟なのです。

よく考えれば、ハイハイが始まっていない赤ちゃんは大した運動をしていません。

なので、無理やり離乳食を与えなくても良いのかもしませんね。

また歯の生え方と連動していると、考えるという意見もあります。

赤ちゃんの歯は一般的に6ヶ月頃から、下の前歯が生えてきます。

ですので、歯が生えてきたのを目安に、離乳食をスタートさせても良いのかもしれません。

赤ちゃんが離乳食を食べない時の専門家の意見

  • 口からベーッと吐き出したら、すぐにやめます。
  • 嫌がる赤ちゃんに無理に食べさせないようにしましょう。
  • 早くても、6ヶ月から離乳食をスタートしましょう。
  • 赤ちゃんが欲しがったら与えましょう。
  • ハイハイが始まった頃が離乳食のスタート目安です。
  • 歯がはえ初めがスタートという説もあります。

育児本では、世間一般の平均の事が書いてあります。

離乳食の量やあげるタイミングは子供の成長によって全然違ってきますので、あまり悩まない方が良いと思います。

それでも気になることがあれば、かかりつけ医や専門の助産婦さんに相談してみる事をおすすめします。

不安になったら、専門家に相談をしてみてくださいね。

ちなみに、自然育児系の助産婦さんは、遅い離乳食を推奨している方が多いです。

いつかは、必ず食べてくれる様になるので、気長に気楽に楽しんでくださいね。

また、母子手帳の成長曲線も平均値ですので、かなり逸脱していなければそんなに心配はいらないと、助産婦さんから言われました。

あせらずに、楽しい育児を楽しんでくださいね。

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