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日本人にとって味噌汁は、なくてはならない食品ですね。

また、味噌汁は「飲む点滴」ともいわれていて、とても体に良い物です。

ですが、妊婦さんは少しだけ気をつけなくては、いけない事があります。

今回は、妊婦さんの味噌汁について、お話していきましょう。

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母親学級に味噌汁を持って行った時のお話

妊娠すると、保健センターで開催される母親学級がありますね。

私の時には、何回目かの母親学級で

「朝飲んでいる味噌汁を持ってきてください。」

と言われて持って行った事があります。

持って行くと、塩見スプーンで塩分を見てもらうのですが、

私の持って行った味噌汁は少々塩分が多くて、

参加者の中でもかなりしょっぱい方でした。

なぜ塩分をチェックするのかと言う事ですが、

妊娠中は塩分を取りすぎると、妊娠高血圧症などに

なるからといわれています。

妊娠高血圧症などになると血液の流れが悪くなり、

結果として胎児に酸素や栄養が行かなくなり、

ひどい場合には、早産などの原因になると言われています。

現に私は、妊娠後期くらいにむくみ始めて、

パンパンになった足をさすっていた覚えがあります。

ヨウ素のお話

妊娠すると「ヨウ素にも注意しましょう」と言われます。

ヨウ素は不足しても過剰摂取しても、甲状腺機能の

低下などトラブルが発生すると言われています。

因みに、厚生労働省によりますと、日本人が1日に

摂取して良いヨウ素の上限は2200μgとされています。

これを元に、食品のグラフを作ってみました。

〜ヨウ素の含有量〜

(伊藤病院ホームページより抜粋)

昆布(乾燥5㎝)

ヨウ素12000μg

ワカメ(水戻し10g

ヨウ素190μg

昆布の佃煮(15g

ヨウ素1650μg

〜表にしてみた感想〜

昆布は、ヨウ素の含有量が凄いですね。

乾燥昆布を5㎝そのまま食べる事は

あまりないと思いますが、だし汁だったら作りますね。

だし汁にもヨウ素はしっかり溶け出ていますので、

だし汁にも注意が必要です。

だしの取り方にも注意

本来なら、きちんと煮干しやカツオ等からだしを取った方が

良いのでしょうが、粉末だしを使うことも多いと思います。

因みに、昆布の粉末出しにはかなりのヨウ素が含まれている、

といわれていますので注意が必要です。

また、市販の粉末だしは塩分も多いですね。

〜だしで注意する事〜

そう考えると、粉末だしを使うとしても、昆布だしよりも

カツオや煮干しの粉末だしを使うのが良いと言う事になります。

また、塩分も多いので、少なめに使うのがよいと言う事が分かりますね。

私が実際にやっていた方法

〜味噌汁の作り方〜

味噌汁の作り方ですが、毎回、毎回、だしを取るのは面倒ですよね?

(自然派失格ですね。苦笑)

なので私は、かつおの粉末だしを使っていました。

一応、昆布のだしは避けました。

粉末だしは、各メーカーが出している無添加の物を使用していました。

それを規定の半分だけ入れて、お味噌汁を作り、

最後の仕上げに魚の粉を入れていました。

(魚の粉は、スーパーのお好み焼きコーナーにあります。)

こうすると、カルシウムもとれて風味もあり

なかなか美味しいお味噌汁になって一石二鳥でした。

〜毎日メニューを変える〜

味噌汁の塩分過多を保健センターで指摘されてから、

味噌汁は1日おきに飲む様にしていました。

朝食だとしたら、前日はご飯と味噌汁だったら、

次の日はパンと野菜ジュースなどの様に変化をつけるといいです。

なるべくメニューを交互にして、

「ばっかり食べ」には気をつける様にしていました。

まとめ

  • 味噌汁のヨウ素と塩分には注意しましょう。
  • 味噌汁は、だしを加減して使いましょう。
  • 味噌汁は1日おきにしてメニューを工夫しましょう。

味噌汁については、いかがでしたでしょうか?

参考になれば幸いです。

なお、食事に関しては、かかりつけ医の指示に従ってください。

色々工夫して、楽しい食事ができると良いですね。

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