麦茶の美味しい作り方!水出し、煮出し、本格的な昭和麦茶の作り方をご紹介!

私たちの身近な飲み物の麦茶ですが、

水出しと煮出し、どちらで作っていますか?

作り方次第で香味成分が充分に出なかったりします。

水出し、煮出しのメリット・デメリットや作り方を調べてみましたので

参考にしてみてくださいね。

水出しの美味しい作り方

1.麦茶のティーバッグと水を専用の容器に入れ、冷やします。

2.1~2時間ほどで麦茶のティーバッグを取り出します。

これで出来上がりです。

メリット

・やかんがいらない。

・すぐに冷やすことができて時間がかからない。

デメリット

・味が薄い。

・煮出しよりも風味にかける。

・煮出しの濃さを求めると、数日かかる。

煮出しの美味しい作り方

1. やかんに水を入れ、お湯を沸かす。

2. 煮出し専用のティーバッグを沸騰したやかんに入れ、5分間煮る。

3. 麦茶のティーバッグを取り出し、専用の容器へ入れ替え、冷やす。

これで出来上がりです。

*粗熱をすばやくとるコツは、あらかじめ、桶やボールなどに水をはっておき、

やかんごと冷やすとほどよいあたたかさまで冷えます。

メリット

・味や香りがしっかり出て美味しい。

・沸騰して煮出しているので衛生的。

デメリット

・冷えるまで時間がかかる。

・やかんを洗う手間がかかる。

お湯出しという方法もあります

1. 麦茶のティーバッグをお湯でひたひたにし、1分ほどそのまま蒸らします。

2.1.を専用の容器に入れ、更に水を入れて冷やします。

3.1~2時間ほどで麦茶のティーバッグを取り出します。

これで出来上がりです。

メリット

・水出しよりも早く濃いお茶ができる。

・沸騰させているので衛生的。

デメリット

・煮出しに比べると風味や味が劣る。

・水出しに比べると冷やすのに時間がかかる。

水出し用のティーバッグで煮出してはいけないってホント?

水出し用のティーバッグの麦茶は、水出しですぐ出るように

大麦の粒を砕いて入れてあります。

その為、煮出してしまうと大麦の苦みや雑味が出てきてしまいます。

煮出し用のティーバッグは大麦の粒そのままで入っているため、

煮出しても苦みや雑味が出ないようになっています。

水出し用と煮出し用の麦茶は、しっかりと

使い分けた方がよさそうです。

麦茶は腐りやすい?気を付ける事は?

容器をこまめに洗う

麦茶の容器をこまめに洗うことで、

雑菌の繁殖を防ぎ、美味しい麦茶が飲めます。

麦茶の容器はガラス製のものを

熱湯消毒ができるように容器はガラスが良いです。

容器を熱湯消毒しましょう

雑菌を無くすために洗ったら、まめに熱湯消毒をしましょう。

お茶が出たらティーバッグはできるだけ早く取り出す

出がらしのティーバッグをそのまま入れておくと

雑味が出てきますので1~2時間ほどで出しましょう。

容器に直接口をつけるのは絶対ダメ

口をつけると雑菌が繁殖してしまいますのでやめましょう。

冷蔵庫で保存が基本

麦茶は水よりも腐りやすいので必ず冷蔵庫で保管しましょう。

麦茶を作ったら1~2日以内に飲み切りましょう

何日も残っていると腐ってしまいますので

1~2日以内に飲み切りましょう。

麦茶の容器を透かしてみて、モヤモヤしたものが

漂っていたら、その麦茶は捨ててください。

飲む分だけを作って、早めに飲み切るのが一番ですね。

ここで、昔ながらの美味しい昭和麦茶の入れ方も紹介します♪

昔ながらの昭和麦茶をぜひ一度作ってみましょう。

普段飲んでいる麦茶との違いを楽しめますね!

味わいが格段に違いますので、ぜひ一度作ってみてください♪

1. 六条大麦を洗う。色々なゴミが入っているので良く洗いましょう。

⇒泥やゴミ、葉っぱが混ざっているので、気にならない位まで洗いましょう。

*六条大麦は、炒っていない状態で通販などで売っていますので調べてみてくださいね。

2. 新聞紙やざるに広げ、乾かす。日向でも日陰でもOKです。

3.麦をフライパンに入れ、中火で煎る(いる)。10分位が目安です。

⇒煙が出てきて、パチパチはじけます。

色が濃くなり、良い香りがしてくるまで低温で煎り(いり)ます。

4. 炒った粒の六条大麦をやかんに入れ、水と一緒に煮たてます。

水1リットルに対して大麦30gの割合です。

5. そのまま5~10分ほど煮たて、ビールくらいの濃さになったらちょうど美味しい位です。

6. ふきんなどでこして、専用の容器に入れ替え、粗熱をとってから冷蔵庫で冷やします。

7. 出来上がりです。

まとめ

  • 一番美味しい入れ方は、煮出し。香りや味が濃く出ておいしい
  • 水出し用のパックで煮出したり、お湯出しは雑味が出るのでNG
  • ガラスの容器を使うと、煮沸できて衛生的
  • 麦茶のティーバッグは早めに取り出すのがコツ

おわりに

いかがでしたか?

麦茶って奥が深いんですね。

出し方で味や香りが違うなんて知りませんでした。

しかも、栄養豊富な分、悪くなるのも水よりも早いなんて、

“なるほど!”という感じがしますね。

我が家では小さい子供にいつも麦茶をあげていますが、

夏場はすぐ終わってしまうので水出しで作っています。

でも、衛生的で味や風味が良くなるのであれば、

煮出しにも挑戦してみようかと思います。

皆さんも、色々な出し方やってみてくださいね。

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