経口補水液の作り方。買わずにOS-1風の補水液を60秒で作れます。

気温が高くなってくると、心配なのが熱中症ですよね。

特に小さな子供は遊ぶことに夢中になり、熱中症による脱水症でめまいや頭痛を訴えてくるなんてこともあります。

夏場は、こまめな水分補給を忘れないようにするのが大切です。

汗をたくさんかくと、体内の水分やナトリウムなどのミネラルが奪われてしまうため、水分だけではなくミネラルも一緒に摂ることが大切なのです。

近年では見聞きする機会の増えた「経口補水液」は、水分とミネラルが一緒に摂れる優れものです。

とは言っても、毎回買うのは大変ですし、急に必要になった時のためにも自宅で作れたら便利だと思いませんか?

実は経口補水液、自宅にあるもので簡単に作ることが出来るのです。

今回は、経口補水液を60秒で作る方法をご紹介しますね。

こんな症状の時は経口補水液を飲む!

脱水の初期症状は本人もなかなか気付きにくいため、どんどん症状が進んでしまうなんてことも多いです。

重度の脱水症になると命の危険もあるため、早めの対処が必要です。

以下の症状が現れたら脱水症のサインかもしれません!

脱水症状の初期症状

  • 手が冷たい
  • 手の親指の爪を押したとき、元のピンク色に3秒以上戻らない
  • 舌の表面がざらざらしていて、赤黒い

一つでも当てはまったら、経口補水液で水分とナトリウムを摂りましょう。

どこでも簡単60秒!経口補水液の作り方

こちらが一番ポピュラーな経口補水液のOS-1です。

日頃から常備して置くのも良いと思います。

OS-1は賞味期限が12ヶ月ありますので、まとめ買いしても無駄になりにくいです。

とは言っても、それなりの値段がしますし、置き場にも困るってものです。

なので、さっと手作りする方法をご紹介します。

経口補水液は、

  • 砂糖

の3つがあれば、どこでも簡単に作ることが出来ます。

アウトドアなどの際も、必要な分量に小分けしてもっていると便利ですよ。

作り方は下記の材料をしっかり混ぜるだけです。

60秒あれば作れちゃいますよね。

経口補水液の材料

  • 水  :1リットル
  • 塩  :小さじ0.5(3g)
  • 砂糖:大さじ4.5(40g)

飲みにくい時は、レモンの果汁を搾るのもおすすめです。

手作り経口補水液はカリウム不足!

経口補水液は、簡単に手作りできることがわかりました。

しかし、手作りと市販のOS-1との決定的な違いがあるのです。

それは、カリウム。

残念ながら、上記の手作り経口補水液ではカリウムが足りません。

カリウムは脱水時に重要な働きをしてくれます。

なので、カリウムをうまく補う必要があります。

こちらの記事からカリウムを摂取してください。

カリウムが多い食品ランキング!パセリやザーサイなど意外な食品に注目!

カリウムの働きについてはこちらの記事もおすすめです。

カリウム不足の代表的な症状。足がつるんだけど、という人は要注意!

経口補水液を飲むときの注意点

経口補水液には塩分・糖分が含まれているため、飲みすぎには注意が必要です。

ゴクゴク飲むのではなく、チビチビ飲みましょう。

お水と経口補水液の飲み分けがおすすめです。

まとめ

  • 1日1リットルが目安(汗を多くかく時に限る)
  • 家庭で作った経口補水液は当日中に飲み、残った場合は破棄する
  • 嘔吐・下痢などの病気による脱水症の予防の時は、カリウムなどをバランスよく含んでいる市販の経口補水液を摂る

カリウムを含む食品はこちら

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あとがき

私も先日、体調不良による脱水予防のため、病院で進められたので初めて経口補水液を飲みました。

看護士さんに、元気になると美味しくなくなると言われていたのですが、本当でした。

体調が回復すると、しょっぱいだけの飲み物になってしまったのです。

経口補水液は、脱水状態の人が飲むと美味しく感じますが、健康な人にとっては美味しくありません。

美味しく感じる=脱水のサインのようです。

気温がますますあがるこれからの季節、大人も子供も脱水症には十分な注意が必要です。

早めの対応で、症状の重症化を防ぎ、楽しい毎日を送りたいですね。

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