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2歳の姪は、ただいまイヤイヤ期の真っ最中です。
娘の「いとこ」ということで、娘と顔も似ています。
服も娘のお下がりもあげているので、昔の娘を見ているようにそっくりなのです。
人の子供のイヤイヤ期は、結構冷静に対処できたりするのです。
でも、自分の子供は「はぁ・・・」というため息が止まりません。
ママも本当に大変そうでした。
そこで、私の体験談を元に、実際に効果があった対処法をお話しします。
ママが疲れてしんどくなる前に、読んでほしいと思います。
目次
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イヤイヤ期とは?どんなことがおきる?
一般的にイヤイヤ期は、早い子は1歳から始まります。
今までは受け身で、親に散歩に連れてもらったり、ご飯も食べさせてもらったりでした。
その子供が、だんだんと自己主張が始まる時期なのです。
自分でやりたいことがわかるようになるという、成長の証なのです。
でも、親としては受け身だった子供が、少しづつ自己主張し始めると、普段のリズムと違うので戸惑います。
すこし、やわらかく書きましたが、私の場合はイライラが止まりませんでした。
1年間ママをしてきたので、頭の中では、もう1日のスケジュールが決まっているのです。
- 朝10時には散歩に行って、
- 10分で公園に着き、
- 30分遊んで10分で帰ってくる。
というスケジュールがあるのに、イヤイヤ期になるとスケジュールどおりには行きません。
上記のたった3行のスケジュールが、イヤイヤ期になるとこうなります。汗
- まずは、靴下が気に入らないと、靴下を履き替えます。
- その後、自分で靴を履きたいと、時間をかけてやっと履いた。
- と思ったら、いつもは乗るベビーカーを押したがります。
- ベビーカーに乗れば10分の公園の道、歩き始めたばかりの娘はベビーカーを押して倍以上の時間をかけ、やっと公園に到着します。
- やれやれ、と思ったのもつかの間、ブランコには乗らず、テディーベアをのせて押します。
- その後は砂場で砂だらけ。
- では帰ろう、と支度を始めると今度は自分がブランコに乗る番だと帰ろうとしません。
- やっと帰れることになったら、また倍以上の時間をかけて帰宅します。
- そして、帰ってきた昼ごはんは自分で食べたがる。
- ごはんの半分は床に落ち、半分は服を汚し、ほとんど食べず、昼寝・・・
ママの家事は山積みで、堪忍袋はもう、いっぱいいっぱいです・・・
どう対処したらいいの?私の具体例
1. 靴下が気に入らない → まずは認めてあげる。
洗濯が増えるし、時間も倍以上かかります。
でも、自分がそうだったら、やっぱり履き替えたいですよね。
だから我が家では「わかった。じゃあ、はんぶんこ!」という言葉を合図にしてます。
で、1足はママが手伝って、1足は子供が自分で履き替えをするというように、自分でできるようになるまでお手伝いしていました。
ママに気持ちを分かってもらえるって子供もうれしいものだと思います。
2. ベビーカーに乗らず歩く → とにかくつきあう。
ベビーカーに乗ってくれればママのペースで歩けるし、時間もかかりません。
でも、いつかは自分で歩く日が来るのです。
だから、練習だと思ってとにかく付き合いました。
ママも楽しめるように、一緒に道草をして野花を摘んだり、せみの抜け殻探したりと、公園までゆっくり時間をかけました。
そして、手をつないで公園に行く時間、何度も「ママと手をつないで一緒に歩いてくれて、とっても幸せ」と気持ちを伝えていました。
この頃から、動きやすさを重視に、ベビーカーの変わりに抱っこ紐を持参しました。
3. ブランコにテディーベアを乗せる → したいようにさせる。
他の子供が待っているならともかく、誰もいないなら、しばらく自分のしたいようにさせることも大切だと思い、公園の中ではなるべくしたいようにさせていました。
ブランコに飽きて、テディーベアと砂だらけになっても、「ぬいぐるみと服は洗えばいい」と諦め、したいことをさせていました。
参考記事:ぬいぐるみの洗い方・洗濯機は使える? 特大のぬいぐるみはどう洗う?
もちろん、お友達を叩いたり、順番を守れなかったら、公園のルールを教えます。
でも、なるべく自主的に行動できるよう、公園では「○○して遊びなさい」と言わないようにしました。
4. 公園から帰ろうとしない → 強い口調で叱る
子供が遊びたいという気持ちは大切にしたいですよね。
でも十分遊んだ後、お昼ご飯やお昼寝の時間があるので、なるべくスケジュールどおりに動きたいのも事実です。
だから、なるべく事前に「あと10回ブランコ押したら帰ろうね」と告知しておきます。
そして、10回押してブランコが自然にとまっても帰ろうとしなかったら叱るようにしました。
この時、感情的になり過ぎないように注意して、強い口調で話します。
「ママとお約束したよね。お約束破られたらママは悲しい気持ちになるんだよ。」とか
「せっかくママが一生懸命作ったお昼ご飯、どうしたらいいの?食べないで捨てちゃうの?」などと注意していました。
分かってくれたら「ママとのお約束守ってくれてうれしい!」や
「ママの気持ち分かってくれてありがとう」と大げさにほめたりもしました。
5. 自分で食べたがる → 気をそらしながら付き合う
もちろん、自立することは大切ですし、誇らしいことだと頭では分かっています。
しかし、やはり食事は服や床ではなく胃に届けたいというのは親心だと思います。
だから、うちでは子供用スプーンをママと子供と2つ用意しました。
子供は自分で食べている気分が味わえます。
また、ママは子供が遊び始めたら、こっそり唇をスプーンでトントンって触り口が開くのを待って、食事を与えられます。
6. 昼寝 → たまには一緒に寝てしまう。
スキンシップを大切に。
イヤイヤ期でストレスいっぱいのママは、子供が昼寝している間くらいは自分の時間を持ちたいものです。
でも、睡眠ってストレス減少にもなるのです。
またスキンシップは言葉以上に子供を落ちつかせます。
安心な感を与え、反抗も少なくなるかもしれません。
だから、たまには一緒に昼寝してしまうという技もありなのです。
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おわりに
人間関係に正解がないと同じで、子育ても正解がないのです。
これをすればこうなる!という法則は子供によって違います。
子供が成長しているということを念頭に置き、なるべくポジティブな言葉で話かけ、成長を楽しめるようになるといいですね。
イヤイヤ期なんて、私にとっては懐かしい響きです。
いつまでも続くわけではありません。
今、4歳半の息子はもうほとんど気になりません。
明けない夜はないのです。
できるだけ、子供とのコミニケーションでイライラを回避できるといいですね。
こちらの記事にも、イヤイヤ期を乗り越えるためのヒントがあるかも?
↓
イヤイヤ期の接し方。2歳児の反抗期はいつまで?寝ない時の対処法は?
2歳児には2歳児の叱り方があります。イヤイヤ期の子どもへの対処法とは?