茶そばと日本そばの違いは色?材料?どんな違いがあるの?

お蕎麦にワサビとおネギを入れて、ツルツルっと食べる時、「あー日本人だな〜」って感じますね。

個人的には、好物の海老の天ぷらが添えてあればいうこと無しです。

さてさて、お蕎麦といえば色んな種類のお蕎麦がありますね。

特に緑色の茶そばは食べたこともある方も、多いのではないかと思います。

今回は、茶そばと日本そばの違いなどについてお話したいと思います。

茶そばは日本そばの一種

茶そばは日本そばの一種です。

茶そばは緑色の抹茶が、練り込まれたそばのことです。

今では、茶所の静岡や京都の特産品や名物になっています。

昔はお雛様などのお祝いの時に振る舞われた、三色または五色そばの1つでした。

日本そばは、中華そばとの区別するための呼び名です。

一言で「そば」と言ってもラーメンの様な中華そばを指す場合と、おそばの様な麺を指す場合と色々あります。

そばの歴史は縄文時代後期から

そばの歴史ってどのくらいからだと思います?

多分、ほとんどの方が「江戸時代?」って答えると思うのですが、(私もそうだと思っていました。)

しかしながら、歴史はかなり古く、ソバ、イネの花粉が検出されたことから縄文時代後期からと言われています。

ただし、このころのそばは今の様な麺になっていなかったらしく、多分そばがきの様に平らにしたものを、食べていたと考えられます。

そして、今の様に麺になったのを食べる様になったのは室町時代くらいからと言われています。

そばの栄養

歴史の古いそばですが、栄養ってどうなのでしょう?

特徴としては食物繊維が多く、ルチンやビタミンBを多く含んでいます。

食物繊維は、皆さんよく知っている様に、便秘解消に効果があります。

ルチンは血管を強くしたり、血圧を下げる効果があります。

ビタミンBは体の調子を整える働きがあり、不足すると疲労しやすかったり、脳や心や皮膚などに色んな所に影響出ると言われています。

なお、江戸時代にビタミンB不足の影響で、脚気が流行った時にそばが食べられたといわれています。

ですので、その頃からそばの栄養には注目されていたのでしょうね。

栄養があるそばですが、授乳中の妊婦は赤ちゃんにそばアレルギーが出る可能性があることから控えたほうがよいでしょう。

妊婦のそばの注意点に関しては別ページで詳しく紹介していますのでそちらのページをご覧ください。

関連記事妊婦はそばを食べてもいい?赤ちゃんがそばアレルギーになるって本当?

そばの種類

十割そば十割そばとは、100%そば粉から作られているそばです。
二八割そば二八割そばとは、十割そばがそば粉100%に対して、80%がそば粉であとの20%が小麦粉を使ったそばです。
五割そば五割そばとは、十割そばがそば粉を100%に対して、50%がそば粉、あとの50%が小麦粉を使ったそばです。

歴史の古〜いそばですが、そばの種類も色々あります。

よく聞くのが「十割そば」「二八割そば」「五割そば」などの言葉ですね。

その他〇割そばと言ったら、そば粉との配合の割合と考えれば良いわけですね。

五色そばの色付け

ひな祭りとかのお祝い事に使われたのが、五色そばです。

五色とは、白色、赤色、緑色、黒色、黄色の五色のそばです。

五色そばにも色々と種類があります。

五色そばの白いそばは、色付けなどないそのままのそばです。

色が白いので、そば粉の割合は少ないそばということになります。

五色そばの赤いそばは、梅や紫蘇、紅花などを練り込んで色をつけています。

五色そばの緑色のそばは、抹茶を練り込んで色をつけています。

五色そばの黒色のそばは、は胡麻や海苔などを練り込んで色をつけています。

五色そばの黄色のそばは、卵を練り込んで色をつけています。

茶そばと日本そばの違いまとめ

茶そばと日本そばの違いまとめ
  • そばの歴史は古く、縄文時代からそばの栽培が行われていた。
  • そばが今の様な麺になったのは室町時代から
  • そばは、ビタミンB、ルチン、食物繊維を豊富に含む
  • そばにはビタミンBが多く、脚気の対策として江戸時代に食べられていた
  • そばの種類は色々あり、そば粉の割合で呼び名が決まる
  • 茶そばは、お祝い事に使われていた五色そばのうちの緑色のそばのこと
  • 茶そばには、おそばに抹茶が練り込まれている
  • 現在では、茶そばは茶所の静岡や京都の名産特産品

茶そばは、昔はお祝いに食べられていた五色そばの1つだったんですね。

それが今は、茶所の特産品として定着したというわけですね。

茶そばもお茶の風味がして、美味しいですね。

なんだか、久しぶりにおそばが食べたくなってしまいました〜。

美容や健康にも良さそうですので、もっと取り入れたいですね。

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